大正8年創業

藝術文化の大衆化

大正8年創業

横山大観が提唱し、百年の実績をもつ大塚巧藝社。日本画家 横山大観との出会いをきっかけに「美術の大衆化」を目指し写真家であった大塚稔が創業。大観より名付けられた本画の風合いをもった複製画「巧藝画」を制作。

巧藝画の制作

巧藝画とは高精細な美術印刷に原画同様の絵具を手彩した気品ただよう複製画です。作品が持つ品格を最大限にうお伝えするには、高度な技術印刷に頼るだけでは十分ではなく、人間の目で見て一作一作手作業で着彩を施す必要があります。実際に国宝や文化財に携わる絵師により手彩を施しております。

技術を基に展開

巧藝画で培った技術は「美術の大衆化」の為、あらゆる分野で活躍しています。現在では美術館・博物館・寺社仏閣のお仕事を中心に、展覧会図録制作・美術・刀剣写真撮影・文化財修復・寺社仏閣の記念品・ミュージアムグッズの制作・運営など多岐に展開しています。

刀剣との関わり

名刀展覧会

刀剣関係の仕事として、昭和11年高島屋で開催された「名刀展覧会」があります。この展覧会は、総点数400点以上、そのうち半数が国宝、重要美術品という今では考えられない展覧会でした。(戦前基準)この「名刀展覧会」の刀剣撮影と図録作成を行ったのが弊社でした。

「日本刀大鑑」の発刊

ドイツで撮影された刀剣写真の技術の高さに啓発され、若き日の並木武雄(2代目社長)が刀剣撮影の方法を新たに生み出し、今までにない出来栄えの写真と、その写真を使った図録を作り上げます。昭和41年に本間薫山先生・佐藤寒山先生監修のもと、大塚巧藝社創立50年を記念出版として「日本刀大鑑」が発刊されました。

刀剣特殊撮影方法の確立

撮影の中で美術品の撮影はとても難しい分野に属し、中でも刀剣の撮影は最も難しい部類に属します。大塚巧藝社は刀身を明確に撮影することを可能にした撮影方法を独自に編み出し、その写真を使った図録を作り上げ現在へ継承しております。

その他展開してる事業例

   展示レプリカ制作

   書籍編集印刷出版

    文化財修復

    記念品立案制作

   他には無いご荘厳

    展覧会企画