精巧な複製や印刷物はすべて写真が基礎になっています。当社の撮影技術は長い歴史と伝統に培われたなかで、美術品や文化財を画像資料として後世に残すことを目的とし、美術史研究の上に大きな貢献を果たしてきました。九十有余年の間、美術史上に燦然と輝く名画の複製画の制作に携わってきましたが、そこにはこの撮影技術が原点にあります。

大塚巧藝新社の巧藝画

日本美術史に名を刻む巨匠の作品を、著作権者の承認のもと、原画の質感をありのままに表現するために、熟達の絵師が岩絵の具を使いこなし、手彩して仕上げた複製画が巧藝画です。「巧藝画」は株式会社大塚巧藝新社の登録商標です。

巧藝画の魅力

  • 大正初期に横山大観画伯の提唱により創始した巧藝画の試作品は同画伯の「山四趣」春・夏・秋・冬の四図で、初めて発表されたときは、原画と巧藝画が比較展示され、鑑識眼の鋭い専門家さえ真偽の判断ができないほどに精巧なものでした。その後、現在に至るまでに約130作家、作品数約500点の巧藝画を制作してきました。中には国宝、重要文化財に指定されている作品の複製もあり、普段なかなか見ることができないものを身近で鑑賞できる機会を増やすことは、美術の継承とさらなる発展にもつながると考え、物故巨匠の作品はもちろん、現存作家の作品も制作させていただきながら、文化的な側面から社会貢献を念頭にたゆまぬ努力を続けます。


愛蔵品・記念品・ご進物